邪道を学べ! 〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)が、前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル)に緊急提言だ。
格闘技イベント「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)でクレベルは、鈴木千裕を相手に同王座のV1戦を行う予定だった。しかし前日計量で400グラムオーバーしてクリアできず。戦前に王座がはく奪されるとファンの前で号泣しながら謝罪した。これを受けて翌日の試合はクレベルが勝てば結果はノーコンテストで王座は空位になり、負ければ鈴木にベルトが移動するという厳しい条件で開催された。
だが、ゴングが鳴るや鬼神のごとき強さを発揮だ。1ラウンド序盤にパンチを打ちながら組み付いてテークダウン。そのままマウントを奪うとパウンドを打ちながら腕を取り、S字マウントを経由して開始から2分59秒、腕十字固めでタップを奪った。すると試合後には「自分の腰に実際にはないですが、自分が王者だと思っています。自分の前に誰かがこのベルトをかけて戦うのは正当ではないと思います。自分は勝ってきた。今回も負けていない。自分に負けただけです。計量で負けて申し訳ないと思うが、この階級の王者は私だと思います」と虫がよすぎる?主張を放った。
青木は開口一番「キャラがブレてるんだよ。ヒール(悪玉)なのか、ベビー(善玉)なのか、ハッキリさせてくれよ」と声をしゃがれさせる。そして「計量失敗して泣いて謝罪したりして、ベビーなのかと思ったら、試合後には鈴木に向かって叫んだり虫のいいこと言って嫌われたりさ。ただでさえフェザー級はキャラが渋滞してるんだから、これじゃあ分かりにくいだろ。クレベルはちゃんと、ヒールに徹してほしい。そのためにも大仁田厚を見るべきだ。電流爆破で邪道を学べ!」といらぬアドバイスをした。
それはそれとして、クレベルの計量失敗については「相当ギリギリだったと思う。実際、試合当日も肌にハリがなかったし、体も鈴木より小さく見えた。相当コンディションはしんどかったじゃないか」とメガネを光らせる。その原因について「梅雨の時期の減量って、難しいんだよ。真夏の前の微妙な時期で湿度も高くて、自分が思っているより汗をかくんだ。つまり、練習とかしているうちに自然と〝軽い脱水状態〟になるわけ。だから、途中までは体重が簡単に落ちるんだ。ところがもともと軽い脱水状態だから、最後の水抜きが普段のように落ちない。それが今回の400グラムだと思う」と指摘した。
試合については「ああなったら鈴木は腕は取られちゃうよね。マウントから殴られて腕を出しちゃったから。ただ、鈴木の戦術は方向的には間違っていなかったと思う」とメスを入れる。その理由として「鈴木側は、ああいうふうに腕を取られるところも想定していたはず。マウントを取られても絶対に背中を見せなかったじゃん。あそこで腕を取りに来たらそこをなんとかブリッジで返して上を取って、ぶん殴るつもりだったんだと思う。その選択自体は間違っていないよ。今回はブリッジで返せなかったということ。鈴木の今の取り組みは間違ってないと思う」と読み解くと、「じゃあ、俺はグレートしないぜ!」と水道橋方面へ自転車で向かった。
その後、移動を終えた青木はGLEAT1日の東京ドームシティホール大会のタッグ戦に出場し、LIDET UWFダブルバウト戦で佐藤光留と組んで飯塚優、吉田綾斗組と対戦。緊張感のある攻防を展開したのち、最後はツイスターで飯塚を捕獲しタップを奪った…かに見えたが試合終了のゴングが早く時間切れ。同ポイントだったため引き分けで「格下げてるんじゃないか? いや、飯塚が上がってきたのか。ウカウカしてられないよね。新時代ですよ。新時代。おつかれした」とコメント。さらに大会後は「伊藤貴則は負けるふりをしたんじゃないか?」と意味不明なことをつぶやくと、再び愛車にまたがり水道橋から走り去った。












