この男に慢心はないようだ。中日・岡林勇希外野手(21)が敗戦ムード濃厚の土壇場で大仕事をやってのけた。
15日の阪神戦(甲子園)に「2番・中堅」で先発出場。2点ビハインドの9回一死二、三塁の第5打席で3番手・岩貞の初球、136キロスライダーを迷わず振り抜くと、痛烈な打球が一、二塁間を破った。三走者・福田と二走者・福永が一気に生還を果たし、土壇場で同点に追いついた。「自分が狙った球をしっかり打てた。もうあそこは打つしかなかった」と振り返った。
1―1だった3回の第2打席でも相手先発の才木から一時、勝ち越しとなる中犠飛を放った。3番・大島が勝ち越し打を放った直後の2点リードした延長10回の第6打席でも中前打を放ち、2安打3打点の活躍を見せ、チームの勝利に大貢献した。
これで7月は48打数16安打で、打率3割3分3厘と好調をキープ。チームで唯一、開幕から全試合フル出場を続けている。それでも昨季最多安打のタイトルを獲得した高卒4年目の若竜は「まだ僕はレギュラーじゃない。しっかり目の前の試合を必死にやっていくしかない。そこはしっかりやっていきたい」と気を引き締めている。












