またも白星はお預けとなった。中日・高橋宏斗投手(20)が15日の阪神戦(甲子園)に今季14度目となる先発を果たしたが、6回6安打3失点で降板し、勝ち負けはつかなかった。チームは延長10回の末、6―4と逆転勝ちで接戦をものにした。
110球の熱投も自身の勝ち星にはつながらなかった。立ち上がりから苦しんだ。初回に先頭の森下にいきなり左翼線へ二塁打を浴びると、一死三塁から前川に右前適時打を許して先制点を献上した。
不運も重なった。1点リードの4回は中山、大山の安打などで一死一、三塁のピンチを招くと、小野寺の遊ゴロを遊撃手・龍空が打球の処理にもたつく間に1点を奪われ、同点に追いつかれた。さらに二死一、二塁では梅野の二ゴロに打ち取ったかに思えたが、二塁手・村松の目前で打球が大きく跳ね上がるイレギュラーとなり、中前適時打で逆転を許した。
結局、7回の攻撃で代打・鵜飼を送られて降板した高橋宏は今季4勝目はならず「先制点を取られてしまった後、すぐに逆転してもらったのに粘り切ることができなかった」と猛省した。
前回登板した5日の巨人戦(バンテリン)では初回に打球が左足に直撃。自己最短の1/3回を4失点で無念の降板となり、この日は中9日で満を持してマウンドに上がっていたが、6月21日の楽天戦(楽天モバイル)以来、約1か月も勝利から見放されている。なんとも悔しい前半戦最後の登板となってしまったが、後半戦では白星を量産してリベンジしたいところだ。












