ドラゴンゲート2日の神戸ワールド記念ホール大会で、新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(33)が、YAMATO(41)との初シングルを制した。

 新日ジュニアの象徴とドラゲーの象徴の激突は、互いに譲らない意地の張り合いとなった。全知全能のフランケンシュタイナーを決められたヒロムだったが、カウント3は許さない。最後はTIME BOMB Ⅱで激闘に終止符を打ち「個人的にはこれ一回きりで終わらせたくないな。次はタッグっていうのもいいのかなって思っちゃったよ」と呼びかけた。

 3月の「オールスター・ジュニアフェスティバル(ASJF)」を機に、近年〝鎖国状態〟が続いていた新日本と他団体の交流が活発化。ヒロムは「ここ数年で選手一人ひとりが動き始めて、こじ開けつつあるのかなと。(会社の)イエスマンだけじゃなくてノーマンも出てきてるんで。それこそ令和闘魂三銃士にも(当人たちが)ノーと言える。いいじゃないですか。主張できる、個を出せる選手が多くなってきたんじゃないかなと」と団体内の変化を明かす。

 8月4日のGLEAT両国大会参戦も決定済みのヒロムは、今後も積極外交に意欲。同時に保持するIWGPジュニア王座も「自分から、ベルトありますよとは絶対言わないです。でも、向こうから挑戦させろと言ってくるならノーとは言わないです。もちろん誰でもいいわけではないし、その人の実力は見ますけど」と他団体勢に門戸開放する可能性を示した。

「ASJFの日に(対戦を)約束した人もいるし、藤波辰爾さんもウエート落として挑戦しようかなとおっしゃってたので面白いですよね。あと、せっかくGLEATに上がるので、田中稔さんの友達のヒートを呼び出したいなっていうのはありますね。(V11の最多連続防衛記録を持つヒートと)12回目の防衛戦はアリなんじゃないかなと」。無限の可能性を探求するヒロムは、これからも新たな扉を開き続ける。