ドラゴンゲート2日の神戸ワールド記念ホール大会で、新日本プロレスの鷹木信悟(40)が古巣の年間最大興行にサプライズ登場した。
この日の大会ではビッグマッチ恒例の、このまま市川と「X」のシングルマッチが組まれていた。まずはドラゴンゲート時代の鷹木の入場曲とコスチュームでパンチ富永が登場。そこから現在の鷹木の入場曲に切り替わり、本物が登場すると会場からは大歓声が巻き起こった。
今大会でYAMATOとシングルマッチに臨む高橋ヒロムのセコンドとして来場を予告していた鷹木だが、対戦相手として目の前に立たれた市川は大慌て。開始のゴングと同時にスタン・ハンセンのポーズからウエスタンラリアートを発射したが、鷹木の龍魂ラリアート一発で3カウントを奪われた。わずか17秒の決着に「鷹木、お前…空気読めよ。何考えてんだよ。いきなりあんなことしたら俺が耐えられるわけねえだろ。こんなんじゃ、お客さん納得しないよ」と再試合を持ちかけた。
受けて立った再試合ではセコンドの富永を利用した攻撃を仕掛けていった鷹木だが、ことごとく失敗…。投げられる富永にだけダメージが溜まっていく気の毒な展開となる。パンピングボンバーが富永に誤爆すると、市川のセコンドについていたドン・フジイのラリアートからまさかのジャーマンスープレックスで投げられ、あわやの場面もつくられた。
それでも2発目のジャーマンを阻止すると、鷹木もようやく反撃開始。大人げなくラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢に入ったところで、市川の生命の危険を察知したフジイがタオルを投入し、TKO勝利となった。
真夏の祭典「G1クライマックス」(15日、北海道で開幕)を目前に控える鷹木は「まさかこのタイミングで、世界最弱に当たるとは思わなかったよ。今日はヒロムちゃんのセコンドに来たつもりが、Xが俺のマネしたパンチだって聞いたから、それなら俺が行かなきゃいけないなと思って。でも、まさかだよ。市川のジャーマン効いたよ…ビックリした。これで負けたらG1クライマックス、俺の代わりに市川かパンチのところだったよ」と苦笑いを浮かべた。
Cブロック初戦(16日、北海道)では、エディ・キングストンと激突する。市川相手ではまったくもって〝仮想エディ〟とはいかなかったが「G1でこれだけ幅広く調整している選手もいないんじゃない? エディキンもプロレスマニアだから、おそらく市川知ってると思うけど、悔しがってると思うよ。アイツも日本のプロレス文化がだいぶ好きみたいだけど、実際に日本のプロレスラーは甘くないってのを初っぱな、俺が分からせてやるよ」と、力強く宣戦布告していた。













