久しぶりとなる主砲の一撃は空砲に終わった。ヤクルトの村上宗隆内野手(23)が25日の中日戦(バンテリン)で13試合53打席ぶりとなる12号ソロを放ったが、チームは1―5で敗戦。借金は今季ワーストタイの「16」となり、6月9日以来、16日ぶりに単独最下位に転落した。

 0―3のビハインドで迎えた6回だ。先頭で打席に入った4番・村上は相手先発・涌井の144キロ直球を完璧に捉え、打球を右翼スタンドの上段へ突き刺した。しかし、ツバメ打線が竜投手陣から奪った得点はこの1点のみ。主砲は「もうちょっと早く点が取れれば、もうちょっと違う展開になっていたと思う」と悔しがった。

 初回に一死満塁の好機をつくりながらオスナ、サンタナが連続三振。立ち上がりが不安定だった涌井を攻略できなかった打線について高津監督は「プレーボールの得点圏のチャンスに、あと1本が出なかった。いつも同じことを言うが、あと一本が出ないですね。(中日打線は)すごく積極的に向こうはストライクをどんどん振りにきた」と渋い表情だった。