巨人はリーグ戦再開の初戦となった23日の広島戦(マツダ)に5―3で勝利し、交流戦の最後から続いていた連敗を2で止めた。

 勝つには勝ったが、今後に向けて大きな不安材料も残した。坂本勇人内野手(34)が初回先頭の第1打席で、一塁ベースを駆け抜けた際に右足を痛めるアクシデント。太もも裏を手で抑えながら苦悶の表情を浮かべ、原辰徳監督(64)はすぐさま代走を送って交代させた。攻守の要であり、不調だった打撃も交流戦の18試合で打率3割6厘、4本塁打、10打点と復調していただけに、長期離脱となればチームにとっても大きな痛手となる。

 気になるのはやはり症状の程度。試合後の原監督も浮かない表情で「あまりいい状態ではないでしょう。たいしたことなければいいなと思いますが」と言い「ケガとか非常に我慢強い人が、あそこまで(痛がっているように)われわれには見えたというかね。そういう意味では簡単ではないと思いますね」と語った。

 坂本は24日にも病院で検査を受ける予定。首脳陣はいかなる状況にも対応できるように代替選手を遠征先の広島に呼ぶ方針で、備えを万全にしていく。