バレーボール男子日本代表の「龍神NIPPON」に〝アイドルブーム〟が巻き起こっている。6~11日に行われたネーションズリーグ名古屋大会では、東京五輪金メダルのフランスに勝利を収めるなど無傷の4連勝。20日から始まったフランス大会でも2連勝を飾り、21日終了時点で1次リーグ首位に立っている。

 そんな中、男子バレーの人気が日に日に高まっている。名古屋大会は全日程で満員御礼。大会関係者によると、メディア席の一部を急きょ一般の客席に変更して対応した。さらに初日から悪天候にもかかわらず、グッズ売り場には駐車場まで長蛇の列ができたほど。同関係者は「女子と比べても男子の行列は本当にすごかったです」と目を丸くした。

 そんな人気を支えているのが、主将・石川祐希(ミラノ)、左のエース・西田有志(日本協会)、若き点取り屋・高橋藍(日体大)の〝イケメントリオ〟だ。あるバレー関係者は「石川選手、西田選手、高橋選手の3人組はかっこいいし、それぞれの持ち味があるので、アイドルのおっかけに近いファンもいる」と証言。かつての女子バレー界では栗原恵、大山加奈、木村沙織などがアイドル的な人気を博したが、その当時に近い雰囲気があるという。

 2024年パリ五輪予選として開催されるワールドカップバレー(9月16日開幕、東京・代々木第一体育館)の男子代表戦のチケットは、すでに7~8割の売れ行き。今の盛り上がりを一過性の〝ブーム〟で終わらせないためにも、まずはネーションズリーグで初の4強入りを果たしてその後につなげたいところだ。