西武ホールディングスの株主総会が21日、埼玉・所沢市内で行われた。

 株主質疑の中ではコロナ後、順調に回復を見せるホテル・レジャー、鉄道などの主要事業に対する株主からの要望、質問が続いたが、「グルーブのシンボル」であるライオンズについての質問も出た。

 質疑の序盤で一人の株主から現在、知人女性に対する強制性交の疑いで書類送検されている主砲・山川穂高内野手(31)への処分に対する「起訴、不起訴にかかわらず解雇を考えてもいいのでは」という質問があり奥村剛球団社長(55)は「誠に遺憾。現在は検察庁の判断を待ち、関係各所のご意見をお伺いして適切に対処致します」と状況を見守っているとの回答があった。

 また、質疑の後半で別の株主から「山川選手はいつ復帰するのか。今、所沢で練習されていると思うが、10キロほど痩せられたようで、体調面も心配です。(一軍は)最近ほとんど2点しか点が取れなくてつまらないので、早く山川が復帰してくれることを望みます」と山川の復帰時期に関する質問が出た。

 これにはすでに「検察の判断待ち」に言及していた奥村社長も困り顔で「現在、山川選手はコンディション調整等を総合的に判断して登録を抹消しており三軍で練習を行っております。当球団と致しましては本事態を重く受け止めておりますので、信頼回復に向けてまずはしっかりと検察庁の判断および関係各所のご意見をお伺いしまして、適切に対応してまいりたいと思っております」と球団としての回答を繰り返した。

 交流戦を最下位で終え、首位・オリックスに12ゲーム差の最下位に沈むチームの現状については「現在はシーズン中でもあり、成績が上がらないことにつきましてはご心配をおかけしております。最後まで粘り強く上位を目指して、1試合でも多く勝てるように全力で戦っております。引き続きご声援を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます」と続けた。