WWEで〝女帝〟アスカの保持する「WWE女子王座」を巡る争いが、ヒートアップしてきた。

 アスカは5・27サウジアラビア決戦で、ビアンカ・ベレアからロウ女子王座を奪取。同王座は新たに「WWE女子王座」となったが、先週のスマックダウン(SD)では〝女王様〟シャーロット・フレアーが挑戦に名乗りを上げ、アスカもこれを受諾していた。

 今週のSD(ケンタッキー州レキシントン)では、2週後のSDでアスカVSシャーロットのWWE女子王座戦が行われることが明らかに。ド派手なボディースーツに身を包んだシャーロットは、グレイソン・ウォーラーのトークコーナーに登場。王座戦への抱負を述べていたところで、これまた派手な衣装のビアンカが現れた。

 リングインした前王者は、WWEオフィシャルのアダム・ピアースからアスカとの再戦の内諾を得ていただけに、不満を隠せない。女帝と直接交渉し、次期挑戦者となったシャーロットを非難してきた。これに女王様は「謝るつもりはない。線引きは私から始まり、私から終わる」と言ってのけ、自身も4月の「レッスルマニア39」でリア・リプリーに敗れSD女子王座(現・女子世界王座)から陥落したのに、再戦権は与えられなかったと主張した。

 ビアンカが「3か月隠れていたのでは?」とシャーロットが王座陥落後に欠場していたことを批判すると、女王様は「私が逃げたとでも?」と反論。最高峰王座を14回獲得したことを誇示しながら「タイトルがあろうがなかろうが、私は王者なのよ。あなたはタイトルがあってもなくても王者なの?」と貫禄たっぷりに指摘した。

 ビアンカも負けていない。前王者時代は約1年2か月もベルトを保持してきただけに「私はこの現代で最も長く君臨した女子王者。14回も取り返す必要はなかったんだ。だから、私の名に敬意を払え」とまくし立てた。その上で「再戦を果たせなかったから、アスカの王座戦のリングサイドに立つ。どっちが勝とうが、私はリングに上がって直接挑戦する。王座は私のものになる!」ときっぱり。アスカVSシャーロットの王座戦をリングサイドで観戦し、勝者にその場で即座に挑戦を表明すると宣言した。

 次期挑戦者と前王者が舌戦でつばぜり合い。女帝の持つWWE女子王座戦線は、さらに激化していきそうだ。