WWEの〝キング・オブ・スタイル〟中邑真輔(43)が「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(7月1日、英国・ロンドン)制覇へエンジン全開だ。
次回PLE「MITB」で行われる男子MITBラダー戦で、天井からつるされたブリーフケースを獲得すれば、いつでもどこでも最高峰王座に挑める権利を得る。中邑はリコシェ、LAナイト、ダミアン・プリースト、ブッチ、サントス・エスコバーの5人を相手に、大勝負に臨むことになった。
ただ、先週のロウでは前哨戦でリコシェと一騎打ちしたが、MITB予選で破ったブロンソン・リードに襲われてダウンを喫した。今週のロウ(カンザス州ウィチタ)では、そのリコシェとリードがシングル激突。この一戦の途中で、試合コスチュームを着た中邑が花道に姿を現した。リードが大声で挑発してきたが、中邑は実況席の隣でライバル同士の一騎打ちを観戦した。
しばらくはリング上を見守っていたものの、場外で怪力のリードがリコシェの月面弾をキャッチ。リコシェを肩に乗せると、そのまま中邑にぶつけた。中邑は後方に吹っ飛び、リコシェのボディーアタックをくらった形に。これで怒り心頭となり、試合に介入。TSUNAMI(ダイビングボディープレス)を狙ってコーナー上段に上がったリードに、ハイキックをぶち込んだ。
即座にゴングが鳴ってリードの反則勝ちに。それでも中邑は一切構わずリードにキック、パンチを叩き込んだ。反則負けのリコシェは納得がいかず中邑に詰め寄るが、リードが襲い掛かり、再びTSUNAMIを狙ってきた。だが、中邑はリコシェとの連係で合体式の雪崩式ブレーンバスターでリードを放り投げた。
バックステージでリコシェは、WWEオフィシャルのアダム・ピアースに「来週、リードと再戦させろ」と要求。ところがピアースは、リードの来週の対戦相手は中邑に決まったという。ここで中邑が登場。試合をぶち壊されたリコシェは「もう1回やったら、俺とお前で決着だ」などと猛抗議に出たが、中邑は全く動じない。
「リコシェ、個人的なことじゃないんだよ。お前が失敗したことを、俺が成功させる番ってこと。でも心配するな、心配するなって。俺が終わったら、ブロンソンをあげるよ」とリコシェを挑発しつつ、リードを返り討ちにすることを宣言した。
なりふり構わず、邪魔者は排除する。MITB制覇、そして悲願の世界王座取りへ中邑の決意は固い。












