WWEの〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(43)が、初の「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(7月1日、英ロンドン)制覇へ発進した。
先週のロウではMITB予選に出場し、新日本プロレスにJONAH(ジョナ)の名で参戦していたブロンソン・リードを下し、ロンドンでの男子MITBラダー戦に駒を進めた。MITB覇者となれば、いつでもどこでも最高峰王座に挑める権利(キャッシュイン)を得る。今週のロウ(コネチカット州ハートフォード)では、同じくMITBラダー戦に出場するリコシェと対戦。日本マットでも活躍したハイフライヤーからドロップキック、トペ、スワンダイブ式ラリアート、その場跳びムーンサルトの波状攻撃を浴び、ペースを奪われた。
それでもコーナーへのボディーアタックをかわして反撃。コーナー上のリコシェのボディーに強烈なヒザをぶち込むと、けいれん式ストンピングからスライディングジャーマンだ。さらにスピンキックを打ち込み、リバースパワースラムで叩きつけた。
ここで中邑は必殺のキンシャサに発射するが、リコシェはカウンターのニーアタック。コーナー上段に上がったリコシェと、空中弾を阻止する中邑が激しい殴り合いとなった。ところが…何と元ジョナのリードが乱入し、コーナーの中邑にボディーアタックを放った。続けてリコシェには背後からぶちかまし。中邑を2発目のコーナーアタックでダウンさせると、リコシェを背負ったままボディープレスで圧殺した。
中邑は完全にノックダウン。リードはリコシェも必殺のTSUNAMI(ダイビングボディープレス)で押しつぶし、2人ともKOしてしまった。昨夏の新日本・G1クライマックスでは日本マット界のエース、オカダ・カズチカから大金星を挙げた元ジョナが、存在感を発揮した。
バックステージのインタビューでリードは「俺じゃなく、なぜかあの2人がMITBラダー戦に出場する。だから俺は今夜、違った声明を出したんだ。あの2人を虫けらのように一人で潰してやったのさ、笑顔でな」とすごんでみせた。
大勝負のMITBラダー戦へ向け、中邑は厄介な敵に狙われてしまった。












