日本ハム・上沢直之投手(29)が16日の中日戦(バンテリン)に先発し、8回3安打1失点と圧巻の投球を披露。リーグトップタイの今季6勝目(4敗)をマークし、チームを2―1の勝利に導いた。

 チームの連敗を3で止め、ヒーローとなったのは12年目右腕だ。初回は三者凡退で好スタート。2回こそ先頭の4番・細川に一発を浴びて先制点を献上したが、それ以降は6回まで無安打投球で中日打線から凡打の山を築いた。1点リードした7回は一死満塁のピンチを招きながらも代打・高橋周を空振り三振、代打・伊藤を投ゴロに仕留めて切り抜けた。

 試合後、上沢は「序盤と最後の方で結構、ガラッとピッチングの内容を変えたのが良かった。ドラゴンズ打線がすごい真っすぐを打ちにきている感覚があったので、途中から変化球主体にした」。配球を変えたことが奏功したようだ。

 初めてバッテリーを組んだ捕手のマルティネスについて「キャッチングが上手。普段は清水と組むこと多いので新鮮でした。配球とかキャッチャーごとで違うし、アリエル(マルティネス)はこういう配球するんだというのを感じられた試合でした」と語った。

 しかし、ハーラートップタイの6勝目を挙げたことに「あんまりそれは意識をしていないです。長いイニング投げて、しっかり自分の仕事ができれば。勝ち星をつけてくれているのは野手が点を取ってくれて、後ろの人が勝っている状況を維持して試合を終わらせてくれているから。そのおかげかなと思います。僕がどうこうではなくて」と野手陣やリリーフ陣に感謝した。