新日本プロレスの成田蓮(25)が、真夏の祭典「G1クライマックス」(7月15日、札幌で開幕)での新時代到来を予告だ。初出場の大舞台でエントリーされたAブロックは海野翔太(26)、辻陽太(29)、ノアの清宮海斗(26)と新世代戦士が集結。同世代のライバルたちに強烈な対抗心を燃やす一方で、同組本命のIWGP世界ヘビー級王者SANADA(35)のブロック突破を阻止する。

 史上最多32選手が出場する今年のG1で、現段階で最も注目を集めているのがAブロックだ。外敵の清宮を含め、業界のホープが勢ぞろい。成田は「仕組んでるだろってくらい若い選手の集まりじゃないですか。逆に燃えますね。その中でもやっぱり翔太は一番、同い年だし同期だし。絶対に負けちゃダメな相手ではありますよね」と目を輝かせつつ、7月15日の開幕戦で激突する海野に宣戦布告した。

 後輩ながら新世代の中で最初にIWGP世界王座に挑戦した辻に対しては「先を越されて、もちろん悔しい気持ちはあります」と心情を吐露しつつも、ビッグタイトル奪取まで先に譲るつもりはない。

 また、清宮に対しては「他団体の選手に乗り込まれて、そこで負けてるようでは世代交代なんて言ってられないですからね。吸収できるものがあれば吸収して、完封勝ちくらいまでやりたい」と言い切った。

 同組の中心と目されるのはIWGP世界王者のSANADAだが、成田は昨年11月のTV王座決定トーナメント準決勝(大阪)で勝利を収めている。

 その自信から「あの時と今とでは違うんでしょうけど、僕からしたら何が違うか全然わかりませんし。技とユニットが新しくなっただけで脅威は感じてませんし、普通に勝つくらいの気持ちですね」と豪語する。

「チャンピオンを抜けさせないというのが大事ですよね。それをやらなきゃ〝新しい景色〟が見えないわけで。そもそも新しい景色を見せるのはこっちなんですけどね」。ブロック突破の上位2人を新世代戦士で独占して、新時代到来を強烈に印象づけるつもりだ。 

 昨年10月の凱旋帰国時に「世代交代」の4文字を全面的に打ち出した。G1はそれを実行する最高のチャンスだ。「世代を変える上で、俺が頭1つ2つ抜けた存在にならないと。(同世代の選手と)横並びになるつもりは本当にありませんし」と宣言した成田が、団体の勢力図を一変させる。