全日本プロレスの世界タッグ王座を保持するノアの拳王(38)が、11日の全日本・郡山大会(福島・ビッグパレットふくしま)に乗り込むことを示唆した。

 10日の横浜ラジアントホール大会では、自身率いる「金剛」を脱退したHi69とシングルで対戦。たもとを分かった2人は激しくぶつかり合い、一進一退の攻防を展開した。それでも中盤に拳王は得意の蹴り技を連発し圧倒。最後は必殺のPFS(ダイビングフットスタンプ)をズバリと決め3カウントを奪った。

 決別マッチを終え、Hi69に別れを告げた拳王のもとに現れたのは全日本の最高男・宮原健斗だ。青柳優馬と組んで、拳王&征矢学が持つ世界タッグ王座への挑戦を表明された。

 困惑した様子の拳王だったが、「ノアのリングで」という条件付きで承諾。「ノアを引っ張っていくのは俺たち金剛だ。そして、世界タッグを防衛するのも俺たち金剛。俺たちについてこい!」と観客に呼びかけた。

 バックステージではパートナーの征矢から「明日、俺は青柳優馬とシングルマッチなんです。俺が青柳をぶっ倒すので見に来てください」と11日の全日本郡山大会への来場を求められた。

 すると拳王は「どこでやるんだ? 郡山? 行けたら行ってやるよ」と不敵な笑み。「明日はお前が青柳を絶対倒してこいよ。そして、世界タッグ王座を防衛するのは俺たちだ!」と再度強調し、その場を後にした。

 同大会は3冠ヘビー級王者・永田裕志をはじめ、小島聡、鈴木みのる、征矢、大仁田厚といった全日本にとって外敵勢が多く参戦する。ここに拳王まで登場すれば、まさにカオスな大会になりそうだ。