陸上の日本選手権3日目(3日、大阪・ヤンマースタジアム長居)、男子100メートル予選が行われ、小池祐貴(28=住友電工)は、10秒27をマーク。4組1位で4日の準決勝にコマを進めた。

 2019年に日本勢3人目となる9秒台(9秒98)をマークしたが、近年は苦しいレースが続いた。今季からは米・ロサンゼルスに拠点を移し、00年シドニー五輪同種目金メダルのモーリス・グリーンら育てたジョン・スミスコーチのもとで再起を図っている。

 そんな中で迎えたこの日のレースは、中盤から抜け出すと、伸びやか走りで他選手を引き離してフィニッシュ。小池は「しっかり後半はトレーニング通りできた。準決勝はスタートから出たい。(スタートは)ゆっくり出たので仕方ないかな」と振り返った。

 準決勝、決勝は順位やタイムよりも「トレーニングの成果」を発揮することに重きを置く。「トレーニングでできていることがしっかり本番でできるかどうかが結局のところ一番大事。まずは自己採点100点を目指して、自分に集中して走りたい。今日の後半の動きはまずますだったので、スタートの勢いがつけば全体のスピードも上がると思う」と自信をのぞかせた。