陸上男子3000メートル障害で東京五輪7位の三浦龍司(21=順大)は、さすがの走りで世界切符を勝ち取った。

 8月にハンガリー・ブダペストで開催される世界選手権の参加標準記録(8分15秒00)を突破している三浦は、日本選手権2日目(2日、大阪・ヤンマースタジアム長居)の同種目で3位以内に入れば代表が決まる。

 そんな中での一戦は、雨の影響でトラックが滑りやすい状況だったが、序盤から先頭集団でレースを展開。最初の水濠を越えた段階で首位に浮上した。その後は他を寄せ付けない走りを見せ、8分21秒41で3連覇を達成。「連覇にあまりこだわりはなかったが、結果的に積み重ね、継続できたというところでもうれしい」と振り返った。

 この日はプラン通りの戦いで頂点を取った三浦。しかし、基準を〝世界〟に置いているからこそ、反省も忘れていない。「ハードリングしてから、つまずくというか、余裕がなくなっていた。まだまだ改善が必要かなとも思う」。最後の水濠でもあわや転倒という場面があっただけに「これはシンプルにミス。ラストに近づくにつれて、足が合いにくくなった」と悔しさをにじませた。

 直近の目標である世界選手権までは約2か月あまり。「決勝に進出して、上位で入賞を」と決意を述べた三浦。課題を修正し、世界の舞台で存在感を示すことはできるか。