交流戦を圧勝発進だ。ソフトバンクが30日の中日戦(ペイペイ)に13―5で快勝。今季最多得点を挙げて貯金を6とした。

 気を吐いたのが、9番・甲斐拓也捕手(30)。6回にダメ押しの2号2ランを放つなど、3安打3打点の大暴れ。これで今季は甲斐が打点を挙げた試合は12戦全勝。そればかりか1年以上、負けていない。昨年の5月7日のロッテ戦(ZOZOマリン)から28連勝となった。

 守備面で大きな貢献をしている不動の正妻が打てば、打線のつながりは増す。この日も2回に二死一塁の場面で左越えの適時二塁打を放つと、4回の第2打席にも右中間フェンス直撃の二塁打を放った。この一打が起点となって上位に返り、2回に4点、4回には3点の攻撃となった。

 藤本監督も「甲斐が打つと負けないというね。最近、打撃もよくなっているし楽しみ」と話しており、試合後も「ここ最近ずっと良くなってきている。今日のホームランなんかも振り上げてないしね」とニンマリだった。

 2週前は1割5分3厘だった打率も、2割1分1厘にまで上がった。本人は好調な打撃について「まだちょっと分からないですね。シーズンは長い。いい時ばかりではないし、少しでも自分が戻れる場所があればと思って続けていますけど」と謙虚に話したが、攻守にわたる活躍でチームを勝利に導いている。