西武・平良海馬投手(23)が28日のオリックス戦(ベルーナ)で6回3安打2失点、7奪三振で3―2の勝利に貢献。チームの連敗を4で止め4勝目(1敗)を挙げた。

 平良は「今日の反省点はまた本塁打を打たれてしまったこと。ただ、強い打球は本塁打と西野選手の2本だけだったのは、良かったと思う。次はフライを上げさせない投球ができるよう、頑張ります」と、今季3被弾目となった広岡に浴びた本塁打を反省した。

 松井監督は「一発はありましたけど、その後ギアを上げて抑えてくれた」と今季7戦で6度目のクオリティースタートをマークした平良のゲームメーク能力をたたえた。

 その平良は自ら志願して絶対的セットアッパーから先発へと転向した現在の思いを「精神的には中継ぎより楽になりました。でも、体は中継ぎに比べて3倍の球数を投げるのでキツイなと思う。(体の)張りがとにかく違います」と充実した表情で語っている。

 先発に転向した一番の目的である肉体改造について「トレーニングができるというのが一番大きいですね。中継ぎの時は時間はあったんですが、翌日も試合があるというところで、なかなか筋肉痛になるまで激しく追い込めなかった。それが先発ではできるので、自分の成長を実感することができる」と笑う。

 登板翌日は全体練習に参加し、2日目は休養。3、4日目に負荷をかけたウエートトレーニングで激しく追い込み、5、6日目で次の登板に向けた準備を行う先発ルーティンに「中継ぎの時のトレーニングは維持のため、今は自分の向上のためにやっている」と満足度を語る。

 その一方で、昨年の契約更改時に自身のユーチューブチャンネルで公表した今季の目標「頭おかしい人になる(GO CRAZY)」については「普通にやっていても、面白くないですし、新しいことをやりたい。誰もやっていないことをやりたかったんですけど、普通で全然ダメですね」とダメ出し。自らに深い反省を促していた。