またも勝てなかった。中日・涌井秀章投手(36)が24日の広島戦(マツダ)に先発し、楽天から移籍後最短となる3回7安打6失点KOされ、リーグ最速で今季6敗目を喫した。
立ち上がりから制御不能に陥った。初回に先頭の菊池に左前打を許すと、続く西川に右翼ポール際へ先制2ランを被弾。さらに秋山に右中間を破られる三塁打の後、ビシエドの失策で追加点を奪われた。これに気落ちしたのか再び無死から坂倉に右中間へ2ランを叩き込まれ、初回にまさかの一挙5点を失った。
2回こそ三者凡退で、しのいで立ち直ったかに思えたが、3回にはルーキーの中村貴にプロ初打点となる右前適時打を浴びてしまった。4回からは2番手の藤嶋にマウンドを譲り、19年目右腕は中日移籍後最短の3回降板、6失点もワーストと屈辱の登板となった。
試合後、涌井は「うまく球に力を与える前に、こうなんか投げてるイメージですかね。うまく体重移動ができていなかったのと、球に全然力がなかった。おまけに真ん中に球が集まっていったので」と振り返った。
今季の涌井は打線の援護に恵まれず、移籍後4登板目となる4月26日の広島戦(マツダ)で勝ち星を挙げただけで1勝6敗と黒星が先行している。それでも「昨日はああやっていい勝ち方(7連敗をストップ)をして、その中で今日の試合だったので、すごい大事な試合にはなると思っていったが、やっぱり初回に5点取られると…。負けたのは全部自分の責任として、しっかり受け止めていかないと。じゃないと何のために(中日に)来たかわからない」と猛省した。
次戦の登板は勝手知る交流戦。それでも「今、投げてても、しっくりきてないところが結構あった。しっかり自分の投げたい球が投げられないと、どうしても苦しくなってしまう。そこは映像をしっかり見て、どこが悪かったか、そういうのをまずチェックして、そこからですね」と気を引き締めている。












