好調続きの巨人上位打線でひとり蚊帳の外だった坂本勇人内野手(34)が値千金の勝ち越し3ランを放った。

 18日のヤクルト戦(神宮)の5回、吉川の同点適時打で追いついた後、二死一、二塁で坂本が打席に立った。好投するツバメ先発・サイスニードの直球をしばき上げると打球は左翼スタンドに突き刺さった。坂本が6号3ランで中5日で好投する左腕・横川を援護した。

 坂本は「チャンスだったので何とかしたいと必死でした。最高の結果になってよかったです」と白い歯を見せた。1番・吉川、2番・丸、4番・岡本和、5番・大城卓と打撃が好調のなか、3番・坂本だけが直近5試合で21打数3安打、打率1割4分3厘。やや調子が落ちていたが、この一発で再び復調気配だ。

 さらに本塁打数では昨季の5本を39試合目で抜き去った。昨年の秋季キャンプに異例の参加となった坂本は「もう一度、強いスイングを取り戻したい」と話していたが、有言実行となった。