日本で2度目の開催となる世界最高峰のアクションスポーツ国際大会・Xゲーム(12~14日、千葉・ZOZOマリンスタジアム)は、多くの収穫と課題が浮き彫りとなった大会となった。
開催地・千葉市は「若い世代になじみやすいスポーツで、愛好者の増加など裾野の広がりが非常に期待できる」との理由からXゲームを誘致。アクションスポーツの〝聖地化〟に向け、昨年4月には同市中央区にスケートボードや自転車のBMXなどが楽しめるスケートパークをオープンさせた。
さらに大会期間中は会場周辺に「フェスティバルエリア」を設置。千葉県内のグルメを味わえる店舗や、グッズ売り場、スケートボードなどの体験コーナーを設けた。大会2日目(13日)は雨で全ての競技が中止となった影響もあって人出は少なかったが、最終日の14日は多くの観客が来場。大会関係者は「東京五輪の効果もあると思うけど、思ったより家族連れの人たちが多かったのが印象的だった」と一定の手応えを口にした。
その一方で改善点もある。会場のZOZOマリンスタジアムは屋外施設のため、ケガのリスクが高い雨天時に試合を運営することが困難だ。実際に大会2日目に予定されていた女子ストリート決勝などの一部競技は、予選の結果で最終順位が決まった。スケートボード関係者は「予選の結果がよかった選手はいいが、決勝では何とかしてやろうと思っていた選手は不完全燃焼だと思う」と指摘した。
Xゲームは屋外開催が多いものの、室内での実施も可能だ。別の大会関係者は「海外に比べて日本は天気のリスクもあるので仕方ない」と頭を悩ますが、今大会は千葉市が所有する施設で開く方向で調整。キャパシティーなどの面を踏まえ、ZOZOマリンスタジアムが会場に選ばれたという。
まだ日本ではなじみの薄いアクションスポーツ。さらなる発展へ、今後も試行錯誤が続きそうだ。












