元アルゼンチン代表FWのカルロス・テベス氏(39)が、フランス1部パリ・サンジェルマンによる母国代表でともにプレーしてきたFWリオネル・メッシの扱いに激怒している。

 メッシは今月1日にチーム練習があるにもかかわらず、無断で観光大使を務めるサウジアラビアへ渡航。チームから処分を受け、自身は自らのSNSを通じて謝罪するハメになった。ただし、当初、フランスメディアで報じられた2週間の謹慎処分まではいかず、13日(日本時間14日)のアジャクシオ戦の出場も可能となった。

 しかし母国の英雄を処分し、謝罪させたことにテベス氏は納得がいかない様子だ。アルゼンチンメディア「TyCスポーツ」に「(アルゼンチンが決勝でフランスに勝ったカタール)W杯のせいか、ほかの理由か知らんが、PSGを導いてきた選手に、あの扱いは許されない。もし、自分がワールドチャンピオンになって、オフの旅行を謝らなければならないなら、(メッシの故郷)ロサリオに戻り、そこで仲間と酒を飲んでるだろうね」とまくし立てた。

 さらに「謝るべきはそっちの方だ。メッシは何よりもクラブを優先する。それには脱帽するほどだ。俺は、マンチェスター・ユナイテッド時代にPSGと対戦したが、中位クラブだった」と続けた。格下のクラブがメッシに偉そうな態度を取るなというわけだ。

 それだけに「PSGはかつての地位を思い出すべきで、メッシのような選手がチームにいることに感謝しなければならない」。最後まで怒りは収まらなかった。