ソフトバンクが先発ローテーション再編で〝オリ叩き〟に本腰を入れる。

 7日のロッテ戦(ZOZOマリン)は降雨のため中止となった。藤本監督は「雨はしょうがない。ここ3試合は昨日も含めて長い試合だったので、いいリフレッシュができるんじゃないか」と前向きにとらえると、この日先発予定だった藤井の次回登板日について「飛ばすわけにもいかない。いいピッチャーだからもったいない」とコメント。藤井は4日後の11日・日本ハム戦(ペイペイ)に回る。

 これに伴い、先発陣も9日からの日本ハム3連戦(9日のみ熊本、10、11日がペイペイ)は大関、森、藤井、12日からのオリックス3連戦(京セラ)は石川、東浜、ガンケルの順番でそれぞれマウンドに立つ。ここまでファーム調整が続きながら4試合に先発し、防御率1・48と好調の新助っ人右腕は満を持す形で移籍後初先発を果たすことになるが、斎藤学投手コーチからは「ボールの走りも良くなっている。低く投げようという意識が相当強く出てきているし、打たせて取れる状態にある」と太鼓判が押されている。

 先発ローテーションの再編は当然、打倒オリックスをにらんでいる。昨季は勝率で並んだものの10勝15敗で負け越した直接対決の差によって、2年連続となるリーグ優勝を奪われた。そんな「最大のライバル」に対しては、同コーチも「何か対策をしないと、このままやられっ放しにはなれない。現状では(3勝3敗で)負け越しているわけではないが、いろいろなことをやっていく」と目を光らせている。

 次のオリックス3連戦で登板する先発3人は「盤石」だ。12日の初戦に先発予定の石川は4月4日のオリックス戦(京セラ)登板で7回無四球無失点と好投を見せている。13日の2戦目でマウンドに立つ東浜も、前回登板のロッテ戦(6日、ZOZOマリン)で8回117球を投げ、リーグトップに並ぶ3勝目を飾ったばかり。

 そして14日の3戦目に先発するガンケルは、阪神時代の昨年6月12日に京セラドームでオリックスを相手に9回1失点で来日初完投勝利を飾っていることから、オリ相手には「くみしやすし」のいいイメージを持っている。

「そういうこともひっくるめて、この間(2日から4日の本拠地3連戦は1勝2敗で)オリックスに散々な目にあったので、ちょっと違う手もあるんじゃないかと」(斎藤学コーチ)

 狙うはもちろん〝敵地3タテ〟だ。