頚髄損傷でリハビリ中のゼロワン〝炎の戦士〟大谷晋二郎(50)が、1年ぶりにプロレス会場に戻ってきた。

 ゼロワンの親会社「ダイコーホールディングスグループ」が主催する押忍プレミアム興行(6日、東京・ベルサール高田馬場)で行われた「大谷晋二郎応援大会」に来場した大谷。

 昨年4月の両国大会でノア・杉浦貴と対戦した際に、重傷を負い長期の療養を余儀なくされた。今年3月の靖国大会に来場予定だったが、天候不順で大会が延期。有料イベントとして開催予定だった高田馬場大会が、無料イベントとして実施された。

 会場に集まった観客から盛大な「大谷コール」で呼び込まれると、車椅子に乗った状態で登場した大谷は「ありがとうございます。プロレスの匂いがする。プロレスの声が聞こえる。プロレスの空気を感じる。帰ってきた」と目に涙を浮かべた。「熱いエールを皆様からいただく度に『頑張ってるのは僕だけじゃない』と思うんです。日々闘うプロレスラーはもちろん、今日ご来場くださった皆様も毎日どこかで歯を食いしばりながら一生懸命大切な誰かのために頑張ってるんです。だから、僕からもエールを送らせてください」と力強く語り「頑張れ! 頑張ろう! 頑張るんだ。何があっても負けてたまるか。そして一生懸命がんばったヤツは報われなきゃ嘘だ。長年言い続けてるこの言葉を僕がこの体でこれから証明していきたいと思います」と決意を明かした。

大谷晋二郎に語りかける杉浦貴
大谷晋二郎に語りかける杉浦貴

 すると花束を抱えた杉浦が登場し「僕は大谷選手に負けないように、恥ずかしくないようにリングで大谷選手を待っています」と深々と頭を下げた。

 その言葉に大谷は「杉浦選手、僕は一つあなたにお礼を言いたい。両国で戦い、僕が大ケガを負った。でもその後もずっと強いプロレスラーでい続けて、プロレスを続けてくれて心からありがとうございます」と感謝の言葉を口にし「ただ次闘う時は絶対に負けないからな」と再戦を熱望した。