これさえあれば〝鬼に金棒〟だ。中日・細川成也外野手(24)が5日の巨人戦(バンテリン)に「3番・右翼」で先発出場。決勝打を含むプロ初の猛打賞&2打点でチームの逆転勝利に大貢献した。試合後には大島洋平外野手(37)からバットをもらい、この日の試合で試したことを明かし、竜のベテランに感謝した。

 現役ドラフトでDeNAから移籍した男が新天地で躍動。初回は右前打、4回は左前打と、右に左に安打を重ね、6回は四球で出塁すると、1点を追う第4打席の8回だ。一死二、三塁の好機で中前へ値千金の2点適時打を放ち、逆転に成功。続く石川昂は2号2ラン、さらに福永にもプロ初アーチとなる2ランが飛び出し、この回に一挙6得点を挙げる猛攻撃の呼び水となった。

 ヒーローとなった7年目の細川は「初めて3安打も打つことができたし、今、充実してできている。これからまた勝負が始まると思うので、これからもドラゴンズの戦力になれるように頑張ります」と力強く語った。

 ここまで最良のバットを求めて試行錯誤してきたが、ついにそれを入手。「大島さんのちょっとヘッドが効いているバットをいただいた。3安打も打てたのはそのおかげです」と感謝する。

 新相棒の感触について「前まで使っていた僕のバットはくり抜いてあって、先に重心がない感じでヘッドが効いていなかった。キャンプ中からずっと和田(打撃コーチ)さんに『ヘッドが効いている方が合うよ』と言われていた。いろいろ試してきたが、今日のバットはしっくりきたので良かった」と手応えを口にする。

 5日現在、打率3割2分9厘と打ちまくっている細川だが、2000安打まで残り79本、2度の最多安打を獲得している竜の安打製造機のバットでさらに打ちまくり、打撃陣をけん引するつもりだ。