女子プロレス「スターダム」4日福岡国際センター大会で、ワンダー王者の白川未奈がなつぽい(27)の挑戦を退け初防衛に成功した。「コズミック・エンジェルズ」時代の元同門との一戦は互いに譲らぬ意地の張り合いに。最後はフィギュア・フォー・ドライバーMINA(旋回式ドライバー)で激闘に終止符を打った。

 ベルトを死守した白川は戦前の予告通り、ワールド王者・中野たむに〝赤白2冠戦〟を要求。中野も合意し、27日大田区大会での激突が決定的となった。両王座の2冠戦が実現するのは2018年9月以来、実に約4年8か月ぶりだ。

 各タイトル目線で見れば白川はV2戦、中野は初防衛戦の状況下での2冠戦という超高速展開。しかし思い立ったら即発言・行動がモットーの白川にとっては必然の一戦だという。「一番大事なものをかけるのが究極なので。明日死ぬかもしれないのに、機運とか関係ないですよ。そういうふうに生きてきたので」と、すがすがしいまでに野望へ一直線に突き進む。

 赤白の2冠は岩谷麻優が17年に達成した。白川は「(ベルトを)統一する気はないですけど、史上初をやりたくなるんです。2冠は過去にいるので、赤白取ったらIWGP(女子王座)も狙って3冠目指しますよ。前例がないなら自分でつくりたい。欲深き女なんです」とも豪語。尽きることなき欲望を胸に、運命の大田区決戦へと向かう。