広島は29日の巨人戦(東京ドーム)で9回、3―4でサヨナラ負けを喫した。先発・コルニエルは6回1失点の好投。しかし、3―2の9回二死一塁で守護神・栗林良吏(26)が中田に2ランを被弾と、リードを守り切れなかった。

 それでも新井監督は「見ていて直球にしてもフォークにしても、最近で一番良かったと思う」と話した。そして「それがなかなか結果につながらないというところは、クローザーの厳しいところ」とも続けて、配置転換などは行わないとした。

 昨年までのプロ2年間で3敗の守護神が、この日で4敗目。栗林は「毎回毎回、チームに迷惑をかけてしまっている」と唇をかみ「自分がしっかり抑えていれば勝てる試合もたくさんあった。本当に申し訳ない気持ちが一番」と肩を落とした。

 チームは2連敗。順位に変動はなかったものの、8日以来の借金生活に突入した。この日は打撃不振に苦しんでいたデビッドソンが来日初の適時打を放つなど、打線につながりが見え始めたところだった。それだけに痛すぎる1敗となった。