頼もしいチーム最年長左腕が先発陣の負の連鎖を止めた。ソフトバンクが26日の楽天戦(ペイペイ)に4―2で快勝。和田毅投手(42)が6回途中までを3安打2失点に抑えて2勝目を挙げた。

 4回にソロ本塁打2本を浴びたものの、崩れることなく無四球で試合を作った。登板に向けた調整では調子が良くなく「不安もあった」という。「向かっていく気持ちをマウンドで表現できたらと投げていた。チームが勝つこと、相手を抑えることだけを考えてマウンドに立った結果、自分でもここ最近で一番感覚がよかった」とホッとした表情を浮かべた。

 チームは5連敗を喫していた。その間、先発陣が5試合連続で5回を持たない異常事態に陥っていた。課題として削減が掲げられた四球も目立っていた。打線の当たりが止まり、抑えなければいけないというあせりが負の悪循環を生んでいるとの指摘もされていた。

 長年のエース・千賀が不在となったシーズンで、これ以上ズルズルとは行きたくないところだった。そんな状況での〝お手本〟となる快投にチーム内からも「さすが」との声が出た。斉藤和巳投手コーチも「今日は直球が良かった。いい時ではなかったとしても試合を作ることは先発投手にとって大事なこと。そういうところも後輩たちに見せてあげてほしい」と話した。

 藤本監督も「本当にベテランらしい投球をしてくれた」とニッコリ。4位ながら首位とは1・5ゲーム差。ここから再浮上を目指していく。