統一地方選後半戦(23日投開票)が16日告示された。

 都内屈指のおしゃれタウン・広尾の駅前で華やかな合同演説会を開催したのは、アイドルグループ「仮面女子」の元メンバーの橋本ゆき氏(30)と、高校生の時からネットアイドルとして活躍した新藤加菜氏(29)だ。

 渋谷区議選で2期目を目指す橋本氏と、港区議選に初挑戦の新藤氏は友人関係。橋本氏は東大卒、新藤氏は早稲田卒の高学歴女子で、政党の支援を受けない完全無所属で戦う身だ。

 掛け合い形式で行った演説会では、新藤氏が今月に殺害予告を受けたこと、前日には岸田首相の襲撃騒動があったことで、セキュリティー問題が取り上げられた。

 橋本氏が「街頭演説はリアルな場ですごく貴重。危険だとしても覚悟を決めて立っている」と話せば、新藤氏は「意見の対立は絶対あるが、表現の自由を排除しようとする動きが散見している。反対意見の人の声も聴いて、落としどころをつけていきたい」と暴力行為を非難した。

 インフルエンサーでもある2人の演説会には多くの聴衆、支援者、カメラ小僧が集まる盛況ぶり。橋本氏は統一地方選前半戦の投票率が過去最低だったことに「自分の一票で何ができるかを諦めている人が多い」と危機感を募らせれば、新藤氏も「若者、女性の当事者が議会に少ない。私たちに希望の一票を託してください」と訴えていた。