黄色い歓声が飛び交った。フィギュアスケートの世界国別対抗戦初日(13日、東京体育館)、アイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、日本の〝かなだい〟こと村元哉中(30)、高橋大輔(37=ともに関大KFSC)は78・38点をマーク。自己ベストには1・18点及ばなかったが、4位につけた。
ファンの力強い後押しが〝かなだい〟の魅力を引き立てた。演技前から会場のボルテージは最高潮。演技が始まると、ツイズルなどの要素ごとに声援が沸き起こった。コロナ禍で長らく封印されてきた光景に、村元は「後半だんだん体力的にキツくなってきたところで、お客さんの声援がパワーになって、声援のおかげで最後まで滑ることができた」と感謝しきりの様子。高橋も「緊張感は高かったが、お客さんに乗せてもらいながら滑り切ることができた」と笑みを浮かべた。
演技後には熱い抱擁で喜びを分かち合った一方で、心の声も自然と漏れた。村元が「よっしゃー!って気持ち」と言えば、高橋は「フォーって叫んだ」とニヤリ。今季はRDで悔しさの残る演技が多かっただけに、村元は「今季の最後に、ようやくここでいい感じにまとめられた。日本チームの先頭としていい流れをつくれたと思う」と晴れやかな表情で振り返った。
今大会は国際スケート連盟(ISU)が主催する団体戦で2009年にスタート。世界ランキング上位6か国が参加する。3大会ぶり3度目の優勝を目指す日本チームにおいて、〝かなだい〟の存在は大きなプラスになりそうだ。












