3日放送のTBS「ひるおび」ではMLBのルール改正の一つ「ピッチクロック」について解説した。ピッチクロックとはピッチャーは走者なしの状況で15秒以内、走者ありの場合20秒以内に投球動作に入らなければならない、というもの。時短のために導入されたもので、違反した場合はボールと判定され、これまで15試合で14件の違反があり、賛否が巻き起こっている。
元プロ野球選手の五十嵐亮太氏は「ピッチャーはマウンドでボールを手のなじませ、足場を固め、ロージンを使ったりする。15秒では足りない」と指摘。それでも3月31日の開幕戦で登板したエンゼルス・大谷翔平は6回10奪三振という好投を見せた。これには五十嵐氏は「素晴らしい適応能力を見せた。あまりに早いテンポで投球して、バッターが“待ってくれ”となっていた。ピッチクロックを逆に武器しているように思えた」と大谷をたたえた。
一方、打者も残り8秒以内に打つ構えをしなければならない、というルール。違反した場合はストライクを取られる。これについて、五十嵐氏は「大谷選手はバッターボックスに入ると、右足のかかとで左足のつま先を触る、というルーティンを行っていたが、新ルールでこのルーティンをやめている。それで結果を出している」と指摘した。
元プロ野球選手の内川聖一氏は「打者にとってルーティンは気持ちを整え、準備するための大事なもの。それを無くして打っているのはすごい」と3日には今季1号本塁打を放った大谷に驚きの声を上げた。
また守備シフトの制限も今季から導入。大谷シフトのような極端なシフトができなくなる。そのためMLBアナリストの古内義明氏は「今季の大谷は非常に期待できる」と新ルールが大谷に有利に働くという見解を示した。










