女子プロレス「スターダム」の林下詩美(24)が、昨年10月にプロレスデビューを果たした超人気ユーチューバーでタレントのフワちゃんの2戦目(4月23日、横浜アリーナ)の対戦相手に、後輩の天咲光由(20)を猛プッシュした。デビュー前からスーパールーキーとして期待を集めたものの、思うような結果が出ていない天咲。あえて日本中が注目する舞台に立たせ、試練を与える狙いとは…。
詩美が伸び悩む後輩に愛のムチだ。「フワちゃんの対戦相手、まだ決まってないですよね。もっと光由には大きな存在になってほしいので、試練を与えるためフワちゃんの2戦目の相手に推薦します」と人気ユーチューバーの対戦相手に天咲をプッシュ。「フワちゃんと対戦することで初めて見る人も多いはずだから、再起するチャンスとして戦ってくれたら」と理由を語った。
詩美率いる「クイーンズ・クエスト(QQ)」に属する天咲は昨年3月にデビュー。8月にはフューチャー王座に挑戦するも獲得ならず。若手主体興行「NEW BLOOD」の「天咲光由の超新星5番勝負」では、ジュリア、中野たむ、朱里と対戦するも完敗が続いた。さらに先月、天咲の地元・京都で開催された凱旋大会でも高橋奈七永にメッタ打ちにされた。
後輩の姿に詩美は「立ち向かっていく姿とかを見ていると、成長を感じてます」と一定の評価。一方で「私が練習生の時には今の下の子たちの倍以上は練習をやっていた」と、天咲を含めた後輩たちの現状に、歯がゆさを感じているのも事実だ。
特に疑問を感じたのが、フワちゃんの衝撃デビュー後の姿。「控室で『すごい感動した』って言う子が多すぎて。私がそのぐらいのキャリアだったら、絶対『やばい』って思うけど。光由を含めて、焦ってほしいっていうのはすごい思いました」。
同期に強力なライバルが登場したことに危機感を持ってほしい――。天咲らに対し、そんな思いを心に秘めていた中、フワちゃんの2戦目が決まった。重圧は大きいが、対戦すれば伸び悩む後輩が自分の殻を打ち破る場として、これ以上ない機会であるのは間違いない。
詩美はリングに上がる前からビッグダディの娘として注目され、重圧を感じてきた。「『親の七光やろ』とか『注目されてるのはビッグダディのおかげだ』って思われるのがすごく嫌だった」。周囲を認めさせるために猛練習をこなした結果、若くして数々のタイトルを獲得した。天咲にも、同じように試練を乗り越えてほしいという思いがある。
詩美の愛情を天咲がどう受け止めるのか。スーパールーキーの意地の見せどころだ。












