【2023ペナント大予想:遠藤一彦氏】オープン戦の結果はいまいちだが、セ・リーグは心情的にもDeNAを推したい。

 打線はWBCで活躍した牧を中心に、大きな欠員が出ない限りは安定した力を発揮してくれるはず。先発投手陣がそろえばペナントを突っ走る可能性は十分ある。そんな中、2020年のサイ・ヤング賞右腕・バウアーの加入は何より大きい。勝ち星だけではなく、WBCのダルビッシュのようにバウアー効果が必ずあるはずだ。3年目を迎える三浦監督の考え方もチームに浸透しており、メンバー的には昨年と大きな変化はないが、今年こそはの期待が膨らむ。

 対抗馬は阪神だ。岡田監督になり、起用法や作戦がガラリと変わってくる。キャリアのある監督だけに本当に不気味。パは吉田が抜けても投手陣が揃っているオリックスが頭ひとつ抜けている。