森保ジャパンに新たな難題だ。いよいよ第2次森保政権がスタートした日本代表だが、特に注目を集めているのがイングランド・プレミアリーグで大活躍中のMF三笘薫(25=ブライトン)だ。三笘中心のチームづくりが進む中、新たな問題として浮上してきたのが三笘とコンビを組む左サイドバック(SB)が誰になるのか。候補は乱立しており、チームの浮沈を左右するカギとなりそうだ。
森保ジャパンは新チームの初陣となる24日のウルグアイ戦で、1―1と引き分けた。最も注目を集めた三笘はスタメンに起用されたがノーゴールで、決定的なチャンスもつくれないまま不発に終わった。
世界最高峰のイングランド・プレミアリーグで試合に出るたびに鮮烈な活躍を見せる三笘が、なぜ代表では期待通りの輝きを見せられないのか。要因はいくつかあるが、中でも大きなポイントになるのが〝相棒問題〟だ。
左サイドが定位置の三笘にとって、同じサイドでコンビを組むDFとの相性は実力を発揮するための重要な要素になる。かつてはMF香川真司(34=C大阪)とDF長友佑都(36=FC東京)が、絶妙なコンビネーションで代表の〝黄金コンビ〟として鳴らしただけに、新生森保ジャパンでも同様にホットラインの構築が必要になる。
今回のウルグアイ戦では左SBにDF伊藤洋輝(23=シュツットガルト)が入った。カタールW杯1次リーグのコスタリカ戦でともに途中出場して以来のタッグ結成となったが、連係面ではまだまだ完成度の低さが目立った。
試合後に三笘が「関係性で難しいところがあった。周りに人がいないこともあった」と首をひねれば、伊藤も「背後のボールとかは、もっとクオリティーを上げないといけない。動き出しが見えていなかったところもあった。そこは薫くんがどうしたいのかというのを聞きながら、積み上げていかないと」と課題を吐露した。
代表の左SBの現状は、カタールW杯でレギュラーだったベテランの長友が選外となり、今後は激しいレギュラー争いが必至。伊藤のほか、初招集となったDFバングーナガンデ佳史扶(21=FC東京)、負傷離脱中のDF中山雄太(26=ハダースフィールド)など候補は多い。
元日本代表MF前園真聖氏(46)も「左サイドの組み合わせが重要になるでしょう。そのあたりは、まだこれから突き詰めていかないといけません。誰がベストなのか探って、試していくことになるでしょう」と指摘する。
三笘を中心としたチームづくりの中で〝名相棒〟は不可欠な存在。その座を誰が射止めるのか、注目される。












