フィギュアスケートのアイスダンスで活躍するかなだい〟こと村元哉中(30)、高橋大輔(37=ともに関大KFSC)の演技に対し、多くのファンが心の声を漏らしていた。
25日にさいたまスーパーアリーナで行われた世界選手権最終日のフリーダンス(FD)では「オペラ座の怪人」を演じた。本番前の6分間練習では「頑張れ!」との声にパワーをもらったが、いざ本番が始まると〝かなだい〟の世界観に飛び込んだ。声援は聞こえない。しかし、観客の存在は感じていた。「見守られているな。終わって最後のポーズのときにお客さんが見えました」と村元。地響きのような声援を受けた〝かなだい〟は、万感の表情を浮かべた。
鳴り止むことのない声援。高橋も「ここまでお互い納得したオペラ座は初めてくらいの気持ち」と興奮気味に振り返ったが、演技の途中で確信があったという。村元は「最後のダイアゴナル(ステップ)の途中かな?お互い顔を見て笑っていた。『いけるぞ』みたいな」。高橋も「演技の途中くらいから『いける!』みたいな。久々の感覚だった」と振り返った。
FDで自己ベストの115・95点をマーク。合計188・87点で日本勢最高タイの11位に入った。目標のトップ10入りは惜しくも逃したものの、その演技はファンの脳裏に深く刻まれた。












