目には光るものがあった。フィギュアスケートの世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)で5位だった女子の三原舞依(23=シスメックス)が25日、一夜明け取材に応じ「終えてみて一番は悔しいという思いが強く残る」と振り返った。
今季はグランプリ(GP)シリーズで2連勝。GPファイナルも制するなど、6年ぶりとなる世界選手権で初メダルが視野に入る状態だった。しかし、ショートプログラム(SP)で3位につけながらも、フリーは思うような演技ができなかった。昨晩はほとんど寝られず「1人反省会」を行ったという。
「気持ちの整理の仕方として、落ち込むことも人生なのであると思って、落ち込んだところからどうやって上がっていけるかなって。何回も悔しいという思いになるが、自分の目線を変えてよかったところとかを考え直し、悔しいと思うことを次に生かせていけば前が開けてくると思う」
今も悔しさの方が大きい。だが、終わってしまったことはどれだけ後悔しても、時が戻るワケではない。「悔しさを感じることができるのも1つの幸せ。ここで人生は終わりじゃない。前を向くしかない」と声をつまらせながらも「世界選手権に来てたくさんのお客さんの前で滑ったことは、これからの人生の中で心にずっと残る場面。本当に感謝の気持ちでいっぱい」と神妙に語った。
表彰台には届かなかったが、振付師のデビッド・ウィルソン氏からは「マイのことを誇りに思う」とメッセージが届いた。自身の人生、強い女性の姿、氷上で表現した舞は、多くのファンの心に響いている。












