タレントの中居正広(50)が、WBCで日本代表「侍ジャパン」全7試合のリポートを全うした。昨年末に活動休止して病み上がりだったが、自ら〝活動休止宣言〟のジョークを飛ばすなどして周囲の心配を一掃していたという――。

 中居は1月から2か月間にわたり「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務めた。

 22日にテレビ朝日系で中継された決勝・米国戦でも出色のリポート。9回に3番DHの大谷翔平(エンゼルス)がクローザーとしてマウンドに上がると、「(ユニホームが)泥だらけのストッパー。(見たのは)初めてです」と表現した。

 セットアッパーやクローザーはまっさらなユニホームでマウンドに上がるが、二刀流の大谷は打者としてグラウンドを走り回り、気がつけばユニホームの右太ももと左すねは土まみれ。中居はこれを瞬時にリポートし、「泥だらけのストッパー」がツイッターでトレンド入りした。嵐の二宮和也はツイッターに「この人の言葉には毎回ハッとさせられる」と投稿した。

 昨年11~12月には体調不良で活動休止。病み上がりで周囲から心配されたが、本人はこれすらネタにした。

 侍ジャパンは16日の準々決勝・イタリア戦に米国での決勝ラウンド進出をかけた。中居は決勝ラウンド進出を信じ、米国行きの航空券を持っていた。

 周囲には「侍ジャパンがイタリア戦で負けたら、俺も米国に行けない。そうなれば1週間、丸々空く。また活動休止しようかな」とニヤリ。テレビ関係者は「中居さんなりのジョークで、周囲の心配を振り払ったんです」と話す。

 実際に渡米を見込み、イタリア戦の翌17日から1週間、ほかの仕事は入れなかった。

 レギュラー番組のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」は、2週連続で放送が休み。日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」は、「2月下旬に収録を済ませています」(日テレ関係者)。テレ朝系「中居正広のキャスターな会」は、「中居さんが帰国後の24日に収録予定です」(テレ朝関係者)。

 2013、17年、そして今大会と3回連続でリポーターを務めたが、今大会が一番、〝コンディション〟が悪かった。

 昨年7月には急性虫垂炎で手術→入院して活動休止している。

「この時は退院直後、大好きな焼き肉を爆食するほど元気でした」(前出テレビ局関係者)

 その後、10月と11~12月の2度、体調不良で活動休止。一時激ヤセしたことを本人ものちに認めている。昨年は計3度、活動休止した。

「大好きな酒を飲めるようになったのは、3月から。病み上がりの状態でWBCに突入したんです」(同)

 大会中は自身で体調を気遣いつつ、周囲に心配をかけないように努めた。懸命なリポートを重ね、3大会ぶりとなる歓喜の瞬間を現場から伝えることができた。