4打席目まで三振、三振、三振、三邪飛と打てる気配すらなかった〝不振侍〟村上宗隆内野手(23=ヤクルト)が1点を追う9回無死一、二塁の第5打席で起死回生のサヨナラ2点二塁打を放ち試合を決めた。
大谷の気迫の二塁打と吉田の四球で作った最終回のチャンス。ここで村上はメキシコ守護神のガイエコスの高めに浮いた151キロストレートをとらえ中堅・トーマスの頭上を超えるフェンス直撃二塁打とした。
二走・大谷に続き吉田の代走で途中出場していた一走・周東が生還し日本が劇的なサヨナラ勝ちで2009年以来、14年ぶりの決勝進出を果たした。
ナインに祝福されずぶ濡れとなった村上は「何度も三振して悔しい思いをして、その中でチームメートが点を取ってくれて、助けてくれて打席が回ってきた。最後は僕が決めたけどチーム一丸となっての勝ち。期待に応えられて良かったです」と興奮気味にサヨナラの場面を振り返った。
その上で「09年以来の決勝。明日はこのチームでできる最後なので目一杯楽しんで、最高の決勝戦にしたいと思います。ちょっと寒いです、着替えたいです」と最後はずぶ濡れのユニホームに思わず我にかえっていた。












