昨年のカタールW杯以来となる国際親善試合ウルグアイ戦(24日)コロンビア戦(28日)に臨む日本代表に選出されたMF久保建英(21=レアル・ソシエダート)は19日(日本時間20日)に2―0で勝利したエルチェ戦で今季5点目となる決勝弾を決め、自己最多ゴールを更新した。

 久保が待望の結果を出した。3試合ぶりにスタメン復帰すると、前半から元スペイン代表で日系人(母が日本人)のMFダビド・シルバ(37)と〝日本ホットライン〟で連係し、好機をつくり出すも久保がシュートを決め切れない。前半に何度もシュートを外したが、0―0で迎えた後半3分、再びシルバからのスルーパスに反応。左サイドから得意の左足でシュートを流し込んだ。

 久保はリーグ戦5試合ぶりのゴールで今季5点目とし、2019―20年シーズンに所属したマジョルカ時代の4得点を超えてキャリアハイを記録した。後半34分に交代した久保は「あのゴールを決めていなかったら、私はロッカーでダビドに殺されていた」とジョークを交えてコメントし「ダビドは非常に優れている。ゲームをコントロールするし、いつも私を助けてくれる」と、何度もチャンスを演出してくれた先輩をたたえていた。

 スペイン紙「ムンド・デポルティボ」は2人の連係について「シルバと熱狂的な久保との間の優れたケミストリー」と評価。同メディア「eldesmarque」は、選手採点で久保に8点を付けて「ゴールを決めるのは難しかったが、シルバとのつながりは無敵で後半に入ると、すぐにゴールを決めた日本人は主役だった」と絶賛した。

 久保の活躍もあってチームは公式戦7試合ぶりに勝利し〝負の連鎖〟を断ち切った。Rソシエダードはリーグ4位と来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内をキープした。久保は「少なくても、この順位にとどまりたい。今シーズンの結果を考えると、それに値する。CLのアンセムを、このスタジアムで聴きたい」と語っていた。