ノアの無頼派集団「金剛」を率いる拳王(38)が16日、都内の全日本プロレス事務所で行われた会見に出席するも、会場を「豚小屋」呼ばわりした挙げ句に退席した。
全日本21日の東京・大田区総合体育館大会で拳王は征矢学とのコンビで青柳優馬、野村直矢組の持つ世界タッグ王座に挑戦する。その直前の19日にはノアの横浜武道館大会でマサ北宮、稲葉大樹組のGHCタッグ王座に挑戦するとあって「2つのベルトを統一して、初代GHC世界タッグ王者になってやる!」と鼻息を荒くした。
その舌鋒は会見が進むにつれて鋭さを増す。まずは現在の全日本を「残念な印象しかない」とバッサリ切り捨てると、返す刀で青柳を「素質はすげえと思う。それなのに、全日本プロレスにいたからこのようなレスラーにしかなれない」。さらには会見場として使われた全日本プロレス事務所の一室を見回して「大体なんだよ、この豚小屋は。俺様が来てやってんだぞ?」と吐き捨てると、征矢に「そろそろ帰ろうぜ」と勝手に会見を打ち切り退室してしまった。
対する青柳は立ち去る拳王を不愉快そうに見送って「ああいう人なんですよ、しょせんは。斜に構えて、実際は大したこと言ってないじゃないですか。つまんねえんだよ」と吐き捨てる。そして「まあ、GHCタッグ持ってきてくださいよって。それで、本当の統一戦やりましょうよ。それでその先は世界GHCタッグ王座でやっていきたいです」と呼びかけた。
それぞれの団体の威信をかけたタイトル戦はやはり危険なムード漂う一戦となりそうだ。












