新日本プロレス15日岡山大会の「NEW JAPAN CUP」2回戦で、デビッド・フィンレー(29)がグレート―O―カーンを下しベスト8に進出した。

 6日大田区大会で衝撃のバレットクラブ(BC)加入を果たしたフィンレーは、この日もセコンドに外道を引き連れて入場。荒々しいファイトでオーカーンを攻め立てた。

 エリミネーターをPrima Nоcta(スタナー)で切り返したフィンレーは、TTDを浴びて反撃を許す。さらに王統流正拳突きから再びエリミネーターを狙われたが、今度はこれを回避しトラッシュパンダ(変型ネックブリーカー)を発射。完璧な3カウントを奪った。

 海野翔太との準々決勝(18日、静岡)に駒を進めたフィンレーは「俺を見ろ。俺の才能、俺の可能性を。オーカーンでは到底、太刀打ちできないのがわかっただろう。俺は何世代にもわたる、それぞれの時代で最強かつ最高だったレスラーの血筋が生んだ傑作だ」と勝ち誇った。さらに「世界最強の男でも、戦争で勝つには数が必要だ。だから俺は、殺す可能性も、殺される可能性もある場所に身を置くことにした。俺はこの選択のリスクもわかっている。でもリスクを取らないキャリアがどんなものになるかは、みんな見てきたはずだ。だから他人が好むかどうかなど関係なく、俺がリーダーだ」と豪語。2月の米国・サンノゼ大会で新日本マット追放となったジェイ・ホワイトに代わるBCの5代目リーダーが自身であることを、初めて自らの口で宣言した。

「だがBCの仕事は俺の後ろについてくることではなく、俺を前へと押し出すことだ。そして俺が時代をゴールドに塗り替える。俺は、BCが俺に率いられるのを待っていたから入った訳じゃない。BCが俺に使われるのを待っている武器だったから入ったんだ」と真意を告白。2013年の結成から10周年の節目を迎えるBCは、〝スイッチブレード〟ジェイの時代から、〝REBEL〟フィンレーの時代を迎えることになった。