阪神・岡田彰布監督(65)が10日の日本ハムとのオープン戦後、31日のDeNAとの開幕戦をエース・青柳晃洋投手(29)を起用することを明言した。

 この日、先発した青柳は「調子はあまりよくなかった。意図したボールがあまりいかなかった」と振り返ったものの、4回を65球3安打で無失点と順調な仕上がり。これを見た指揮官も「あと2回か…。今日投げての逆算やから…」と開幕戦をエースに託すことを決断。「まだ(本人には)告げてない」としながらも「決定でいいよ。もう…わかるやんか」と、自らが〝明言〟した。

 試合後に取材対応した青柳は、指揮官から開幕の「ご指名」を頂いたことに「うれしいですし、去年、できなかったという悔しい気持ちのなかで、またこうやって選んでいただいたので、絶対に勝てるように頑張りたい」と満面の笑み。

 昨年は矢野前監督から開幕投手に指名されたものの、開幕直前に新型コロナウイルスに感染し、無念の離脱を余儀なくされた。本来なら初の開幕投手の栄誉は昨年だったことについては、岡田監督も「残念やったと思うし、当然やりたいやろ。今のローテーションの中では2年続けてチームで一番勝ち星をあげて、そら当然、投げさせてやらんといかんよな」と右腕の意欲も意気に感じていた模様だ。

 昨年は当初はエースが務めるはずだった開幕戦を落とし、その後、まさかの開幕9連敗。不可抗力とはいえ、当時は青柳自身も「去年終わってみて『開幕が…』ということは結構、耳にすることがあった」と悔しい思いをした。それだけに「開幕戦というのは、シーズンの本当に大事な一戦になると思う。自分が責任を持って、しっかりと結果で。開幕はチームの顔だと思うし、勝たないと意味がないと思っている」とキッパリ。

 あと2回、予定されているオープン戦での先発機会を経て、万全の状態で〝本番〟を目指すつもりだ。