日系人選手初の侍戦士ラーズ・ヌートバー外野手(25=カージナルス)が全力プレーでジャパンの白星発進を呼び込んだ。

 9日のWBC1次リーグB組初戦・中国戦(東京ドーム)に「1番・中堅」でスタメン出場したヌートバー。初回の第1打席で初球ストレートを中前打し、押し出し四球で先制のホームを踏んだ。

 3回の守備ではセンター前の浅いフライに猛チャージを掛けスライディングキャッチで先発・大谷を盛り立てた。

「私はどこのポジションを任されてもベストを尽くす」という言葉通り、ヌートバーは全てのプレーで手を抜かなかった。

 4回、7回の一ゴロ失策はいずれもヌートバーの全力疾走が呼び込んだもの。前日会見で「明日プレーすれば私自身、そして私の家族の夢がかなう。これほどの大きな喜びはない。私のことを受け入れてくれた皆さん、その方々に感謝の思いしか浮かばない」と口にしていた25歳が侍ジャパンに招集された感謝の気持ちを全力プレーで表現した。