元フィギュアスケートの五輪金メダリストでロシアの〝皇帝〟エフゲニー・プルシェンコ氏が同国の連盟や審判を猛批判した余波が、重鎮コーチにまで及んでいる。
プルシェンコ氏は、2月に行われたロシアジュニア選手権女子で教え子で2位だったベロニカ・ジリナと4位のソフィア・ティトワの得点が異常に低かったと怒りが爆発。審判と連盟を批判し「他国へ行くこともある」とロシアを出る可能性を示唆し、大騒動になった。
このご乱心のあおりを受けたのが、重鎮コーチのタチアナ・タラソワ氏だ。ロシアメディア「スポーツ」によると、タラソワ氏はこれまで務めてきたロシアテレビ局「チャンネル1」での解説の仕事ができなくなったという。タラソワ氏は「(同テレビ局の)オルガ・チェルノスビトワから制裁を受けたから。プルシェンコを支援したことに関連している。それが私を動揺させるのか? 私は、ここでの扱いに驚いているだけです」と説明したという。
プルシェンコ氏の大爆発の後、タラソワ氏は「スケートをしたことのない人をジャッジに任命することはできても、批判することはできないのですね。私はエフゲニーの言ったことの多くに同意する。私たちのジャッジは、罰する方法は知っていますが、点数をつけて称賛する方法は知りません。ほとんどの場合、彼らは無能で邪悪な人たちです」とプルシェンコ氏を支持する発言をしていたという。
〝プルシェンコの乱〟の決着はついていないが、影響は広範囲におよんでいるようだ。











