これが本物の「ショータイム」だ。WBC日本代表の大谷翔平投手(28)が6日、阪神との強化試合(京セラドーム)に「3番・DH」で出場。5年半ぶりとなる日本での実戦で圧巻の2打席連続3ランを放った。
待望の瞬間は3回の第2打席だった。先制点を奪いなお二死一、二塁で大谷は虎先発・才木の4球目・136キロのフォークに泳ぎながらも、左ひざをついて右手だけでバットを振り抜く〝変態打ち〟。低い弾道でセンターバックスクリーン右に飛び込む3ランに、侍ベンチはお祭り騒ぎとなった。
大谷にとって2017年10月以来となる日本での実戦。「時差ボケで体調100%ではなく、甘い球を打ち損じるのは気になりますが、打ったのはスプリットで良いスイングができました」と笑顔で振り返った。
幸せな時間はこれだけでは終わらない。5回二死一、二塁で今度は虎2番手・富田の142キロ内角直球にフルスイング。バットを折られ、詰まりながらも右中間席に飛び込む〝マルチ3ラン〟に、場内のざわめきはしばらく収まらなかった。
背番号16は「3―2まで粘って甘い球を前打席に続いて打てて良かったです」とニッコリ。7回に代打・山川が送られ大谷は3打席で交代となった。
試合前の打撃練習から規格外の飛距離を披露。試合開始前には左翼ファウルゾーンの客席に近づき、ファンにサインするメジャー流のファンサービスと注目を一身に集めた。MLBの規定によりこの日が1日の来日後、初実戦となったが、不安を一蹴した。
大谷の活躍で日本代表は4日の中日戦に続いて強化試合2連勝。9日のWBC開幕・中国戦(東京ドーム)に向け、大谷が最高のスタートを切った。













