【米アリゾナ州メサ28日(日本時間1日)発】左脇腹を痛め、WBC出場を辞退したカブスの鈴木誠也外野手(28)がキャンプ施設で取材に応じ、「本当に悔しい。今は本当にすごくショック」と思いを吐き出した。復帰のメドは立っておらず、治療を優先する方針だ。また、レッドソックスの吉田正尚外野手(29)は電話をかけて「同じ舞台で、相手として再会しよう」と激励したことを明かし、盟友の分まで活躍することを誓った。
沈んだ表情で報道陣の前に姿を見せた鈴木は「本当に悔しいですし、そこに合わせてずっとやってきていたので、日本のチームでやることもすごく楽しみでしたし、すごくショックではありますね」と悔しさをにじませた。
患部に張りを感じたのは「4番・右翼」で出場予定だった25日(同26日)のジャイアンツとのオープン戦前の打撃練習中だったそうで、少しずつ痛みが増したという。
当初、若干の体の張りを感じたが「たいして気にしていなくて、ある程度ケアはしていたんですけど、脇腹をやったこともなかったのでどこまで危ないのかというのはちょっと分からなくて。その中でやっていたら、いきなり来てしまった」と振り返った。
ファンの期待が大きいことは感じており、侍ジャパンの一員としてプレーすることを楽しみにしていた。
「久しぶりに日本のファンの皆さんの前でやれるチャンスがあったのですごく楽しみにしていたんですけど、こういう形になってしまったのがすごく申し訳ないですし、楽しみにしてくれていたファンの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけど、日本代表の選手はすごくいい選手がたくさんいるので、しっかり応援してほしいなと思います」
栗山英樹監督(61)には「もう本当にすみません」と謝ったところ、「しっかり治して」と逆に激励されたという。侍ジャパンのメンバーに対しては「頑張ってくれると思いますし、僕は応援することしかできないですけど、しっかりテレビの前で応援したいなと思います」と願いを込めた。
エンゼルスの大谷翔平投手(28)とも連絡を取り、「翔平とも、はい。一緒に帰る予定だったんで。あの申し訳ないみたいな感じの話はしました。ヌートバーをよろしくって言っておきました」と明かした。
メジャーは30日(同31日)にレギュラーシーズンが開幕する。間に合わせたいところだが、初めて痛めた箇所だけに無理は禁物だ。「開幕ばかり目指し、またシーズン途中で離脱というのは絶対に嫌なので、しっかり治したい」と先を見据えた。最高の状態でグラウンドに戻ってくる。













