まさかの事態だ。全日本プロレス27日の新木場1stRING大会にプロレスリング・ノアの稲村愛輝(30)が乱入した。

 もともと、同大会には前3冠ヘビー級王者の宮原健斗がマサ北宮の来場を呼びかけていた。武藤敬司引退興行(21日、東京ドーム)での金剛との対抗戦に出場し、同じ健介オフィス出身の中嶋勝彦と激しくやり合った試合後、解説席に座っていた北宮に激怒。同じく健介オフィス出身でこの試合の解説を務めた後輩の北宮に「偉そうに座って、何を語ることがあるんだ!?」「あいさつがなかった」としてスーツで来場して謝罪するよう求めていた。

 ところがこの日、会場にやってきたのはスーツ姿の北宮ではなく、そのタッグパートナーでノアのジャージーに身を包んだ稲村だ。第2試合終了後、鬼の形相で王道のリングをジャックした稲村は「いつまで北宮、北宮言ってるんだ!! そもそも全日本は21日のドーム大会でノアに負けてるだろ。いつまで過去の話をしてるんだよ。今は2023年だ。ノアの新しい時代は北宮さんだけじゃねえんだよ。稲村がいるんだよ。宮原ぁ! 出てこい!!」と叫んだ。

 これに応じて花道に姿を見せた宮原は「お前、誰だ!? 俺が呼んだのは、謝罪を求めたのは、北宮光洋だ。お前が代わりに謝りに来たのか?」とニラむ。

 これに稲村から「ノアには俺もいるんだ!」と返され、代役でも伝言を届けるためでもなくケンカを売るために乱入したと知ると「一人で来たことは認めてやろう」とうなずき「じゃあ、お土産を持って帰れよ。シングルマッチやってやろうじゃねえか。その代わりセコンドに北宮光洋を付けろ」として3月14日の東京・新宿フェイス大会での対戦を提案。

 これに稲村もニラみ返して応じ、対戦が決定的になった。