全日本プロレス27日の新木場1stRING大会で、諏訪魔(46)が〝暴走専務〟の本領を発揮した。

 諏訪魔はこの日、世界タッグ王者・青柳優馬とシングル戦で対戦。武藤敬司引退興行(21日、東京ドーム)での金剛との対抗戦で拳王に3カウントを許す失態を見せた上、王座挑戦を表明された青柳を徹底的に制裁した。

 ゴング前から青柳に襲い掛かるなど序盤からやりたい放題の諏訪魔は、途中反撃を受けながらもイス攻撃やえげつない角度の絞め技などで追い込んでいく。そして終盤には相手の腕をつかんでショートレンジラリアートを連打。虫の息の青柳にとどめの岩石落としでフィニッシュ…かと思いきや、悪魔のような笑みを浮かべながらカウント2で無理やり引き起こした。

 ここからのリングは無抵抗となった青柳への〝公開処刑場〟と化す。再びの岩石落としで追撃すると、さらにパイプイスで何度もぶっ叩く暴挙だ。和田京平レフェリーから反則負けが告げられても殴り続けた諏訪魔は、動かなくなった青柳を踏みつけて勝ち誇った。

 ブーイングを浴びた諏訪魔は「青柳! お前の持っている世界タッグのベルトに俺と河野で挑戦させろ」とブードゥーマーダーズの盟友・河野真幸とのコンビでの世界タッグ挑戦を要求。拳王と征矢学からも同王座への挑戦表明をされている青柳に対し、諏訪魔は「実力もねえのに、そんなの相手にしてんじゃねえよ。ネタを飛ばせば実力をカバーできるのか? 安易な方に行ってんじゃねえ。お前は俺に負けて地獄に落ちろ!」と通告した。

 その後も諏訪魔は「見ての通り、制裁だ。あいつはノアに、金剛に負けた張本人だ。アイツのせいで全日本が落ちたんじゃねえか?」と青柳を断罪。さらに「今の結果を見ても金剛に挑戦させるなら、何回でも制裁してやる!」と予告した。

 諏訪魔の挑戦名乗りで風雲急を告げる世界タッグ戦線。混とんはさらなる混とんを呼びそうだ。