中日・柳裕也投手(28)が竜の〝熱男〟となってチームを引っ張っている。

 26日に沖縄春季キャンプを打ち上げた際、立浪監督やコーチ陣、選手、スタッフらがグラウンドへ一堂に集結。すると新選手会長の柳が円陣の中心に立ち「例年なら一本締めで締めるところですが、これからシーズンが始まるので気持ちを一つにする意味も込めてスクラムを組みましょう!」と、隣同士で肩を組むように呼びかけた。

 そこで柳の「腹の底から声を出してください。今年はみんなで気持ちを一つにして頑張っていきましょう。さあ、行こう!」の掛け声に全員が呼応して「おー!」と大声を上げて盛り上がった。

 円陣に参加した関係者は「事前に何も聞かされてなかったからびっくりしたよ。まさかみんなでスクラムを組むとは思ってもみなかった。でも立浪監督も一緒になってやっていたし、今年はなんとしても優勝したいという柳の熱い思いがヒシヒシと伝わってきた。これで開幕後も一枚岩になって1年間戦えると思う。柳が選手会長になって本当によかった」と興奮気味に話す。

 柳は「自分が会長で(打ち上げの)仕事があるのは分かっていた。これから始まるシーズンに向けてさらにチームが一つになる意味もあった。(全員スクラムは)独断でやった」と意図を説明する。

 明大の後輩となるドラフト2位・村松開人内野手(22)は「柳さんらしくてよかった。柳さんの人柄が表れていた。いろんな言葉や話を聞いていても勝ちたい気持ちが伝わってくる。投手も野手も一体感を持ってやっていかないといけないので、より一層頑張りたい」と先輩に敬意を表しつつ二塁での開幕スタメン入りを虎視眈々と狙っている。

 キャンプイン前日のミーティングでは「この弱いドラゴンズをもう終わりにしよう」などと檀上で訴えて男を上げていた柳だが、今回の打ち上げでさらに株を爆上げしたようだ。